小さくなった石鹸は使っている途中で手のひらからすり抜けちゃったり、折れちゃったりして使いにくくなるので、複数個のチビた石鹸を合体させて大きく再生してみました。
用意するもの
- 小さくなった石鹸 適宜 (何個でもOK)
- 牛乳パック 1~2個
- 使い捨てスプーンか割りばし
- 包丁
作業手順
準備
まな板代わりにするために、1つ目の牛乳パックを開いておきましょう。
小さくなった石鹸を、包丁でみじん切りにします。
※お餅を切る要領で、てこの原理を使うと切りやすい。
※できるだけ細かいみじん切りにした方が加熱時石鹸が溶けやすいです。
2つ目の牛乳パックは、10センチくらいの高さを残して上部を切り取ります。
※450ml入りの小さなパックなら、上部を切り落とすだけでよいかも。
今回は、白いクリーム石鹸とオレンジ色の薬用せっけんを使いました。
玉ねぎと人参のみじん切りみたい…(笑)
ちなみに、この程度の粗みじんだと、加熱後均一に混ぜるのが難しく、まだらな仕上がりになってしまいます。
とはいえ、「マーブル仕上げ」って自分で思い込めばいいだけかなぁ…とも思います。
レンジ加熱で石鹸を溶かす
みじん切りにした石鹸をもうひとつの牛乳パックに入れ、石鹸がひたひたにかぶるくらいの水を入れます。
切込みに沿って上部を1センチくらい内側に折り曲げます。
電子レンジで加熱しましょう。
500Wで1分が目安です。
加熱後、使い捨てスプーンや割りばしでよくかき混ぜます。
上にも書きましたが、今回の「粗みじん切り」レベルだと加熱後均一に混ぜることができませんでした。
再加熱してもう一度混ぜればいいかなぁと思い、再度、500W 1分加熱したら、吹きこぼれてしまいました(涙)。
再加熱するなら、加熱時間を短くして様子を見るのが良いと思います。
室温で冷却~固形化
加熱後、全体をむらなく混ぜたらそのまま室温で冷却します。
「むらなく」は、「水と石鹸が均一になるように」という意味です。
私の場合、石鹸が粗みじん切りでしたので、全体をなめらかなクリーム状に混ぜることはできませんでしたが、水分が偏っているところが無いようにまぜるようにしました。
室温での冷却を始めてから3時間くらい経って様子をみてみたところ、ほぼ固まっていました!
表面はまだ少し柔らかいという印象でしたので、もう少し時間をおいてみることにしました。
で、加熱~冷却開始後12時間が経過。
牛乳パックの四隅を切って、オープン!
問題なく固形化していました♪
表面はなめらかでなく、カマンベールとゴーダのミックスのように見えますが…。
ソープトレイに入れるとこんな感じ↓
小さくなった石鹼を大きく再生してみた感想
再生前より、ちょっと柔らかくなったかなぁという印象はありますが、泡立ちを含めて使用感には全く問題ないと感じました。
再生した石鹸が柔らかくなったせいか、ボディウォッシュ タオルを使うと以前よりも泡立ちが良くなった気もします。
泡のモコモコ感が気持ちいい!
ある程度小さくなった石鹸はためておいてこの手順で再生しようと思います。
興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
私のおすすめ度は高いかも♪