西新宿のパワースポット 十二社熊野神社にいってきました

日記

スマホの契約内容変更のためドコモショップに向かう途中、十二社熊野神社に立ち寄りました。

普段は本殿にお参りして新宿中央公園の方に通り抜けさせてもらうのですが、今日は少し早めに出て境内を散策しました。

新宿十二社熊野神社は室町時代からの歴史がある新宿総鎮守で、氏子区域は西新宿、新宿駅周辺、そして歌舞伎町を含む地域です。

新宿区役所、東京都庁、映画館やショッピング・飲食店、その他もろもろまさに私の生活圏。

鳥居を抜けると左手に神輿蔵、右手に十二社の碑があります。

宮神輿は3年ごとの大祭で巡幸し、その熱気はものすごいものです。
機会があればぜひ大祭の神輿巡幸を見物してください。
ここのところコロナの影響でお祭りのアクティビティ中止が続いていて、寂しい限り。

これは、社務所でいただいた「新宿ミニ博物館 十二社熊野神社の文化財」というパンフレットから頂戴した画像です。

江戸時代の西新宿(角筈村)の風景です。
その当時は滝や池がある自然豊かな景勝地だったのですね。当時の将軍が鷹狩の際に十二社熊野神社を参拝したともパンフレットに書かれています。

300年後に高層ビルが立ち並ぶ街になるとは想像もしなかったでしょうね。

さて、お参りさせていただくにあたり、まずは手水を。

本殿に向かって左側(社務所の反対側)に手水があります。

十二社熊野神社は手水にいろんな工夫をしていらっしゃって、私が参拝した2022年6月は、白いカエルの手水でした。

今回のテーマは「白蛙」。

「白い蛙を見ると幸福が訪れるといわれております」と掲示がありました。
読者の皆さんにも、幸福が訪れますように!

手水の白カエルさんも阿吽になってるのが素敵ですね~。

本殿の右手奥に向かうと、やたがらすの酒樽がありました。

八咫烏とは、当社の主祭神である家津美御子大神(素盞鳴尊)のお仕えです。日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。

熊野本宮大社 ウェブサイト より

 

JFA財団法人日本サッカー協会のマークも八咫烏だってご存知でしたか?
より良い方向にボールを導いてくださいという願いを込めてロゴマークの図案にしたのでしょうかね。

左手には弁天社があります。

弁天様はもともとはヒンズー教の水・芸術・学問の神様なのだそうですが、日本に伝わった奈良時代以降、特に江戸時代には蓄財の神様、七福神のおひとりとして庶民の信仰を集めてきたのだそうです。

そしてさらに奥に大鳥三社様とお稲荷様が祀られています。

享保12年(1727)「角筈村上野百姓店児講中」により寄進された大鳥三社の狛犬は、腹の下がくりぬきになっていない珍しいものだそうです。

300年前は角筈村…そして今は高層ビルが立ち並ぶ西新宿。
ものすごいギャップを感じました。

お時間があれば、ぜひご参拝なさってみてはいかがでしょう?